無心焼入れ/水焼入れ/油焼入れ
金属製品熱処理用語の”熱処理一般”に分類されている用語のうち、『無心焼入れ』、『水焼入れ』、『油焼入れ』のJIS規格における定義その他について。
鉄鋼及び非鉄金属からなる機械部品、ジグ、工具、金型などの金属製品の熱処理に関する主な用語として、金属製品熱処理用語(JIS B 6905)において、”熱処理一般”に分類されている用語には、以下の、『無心焼入れ』、『水焼入れ』、『油焼入れ』などの用語が定義されています。
金属製品熱処理用語(JIS B 6905)
⇒【熱処理一般】
分類: 金属製品熱処理用語 > 熱処理一般
番号: 1419
用語: 無心焼入れ
定義:
金属製品の断面中心(心部)まで硬化する処理。
備考:
心部焼入れ又はずぶ焼入れともいう。
対応英語(参考):
through hardening
分類: 金属製品熱処理用語 > 熱処理一般
番号: 1421
用語: 水焼入れ
定義:
金属製品を所定の高温状態から、水中で冷却する処理(7)。
注(7)
JIS B 6913 参照。
対応英語(参考):
water quenching
分類: 金属製品熱処理用語 > 熱処理一般
番号: 1422
用語: 油焼入れ
定義:
金属製品を所定の高温状態から、油中で冷却する処理(7)。
注(7)
JIS B 6913 参照。
対応英語(参考):
oil quenching
(※1)
JIS B 6913 は、以下のJIS規格になります。
JIS B 6913
鉄鋼の焼入焼戻し加工