真空,固溶化,調質,硬質,鋼等のJIS規格用語

 

噴霧焼入れ/噴射焼入れ/接触焼入れ



金属製品熱処理用語の”熱処理一般”に分類されている用語のうち、『噴霧焼入れ』、『噴射焼入れ』、『接触焼入れ』のJIS規格における定義その他について。

鉄鋼及び非鉄金属からなる機械部品、ジグ、工具、金型などの金属製品の熱処理に関する主な用語として、金属製品熱処理用語(JIS B 6905)において、”熱処理一般”に分類されている用語には、以下の、『噴霧焼入れ』、『噴射焼入れ』、『接触焼入れ』などの用語が定義されています。

金属製品熱処理用語(JIS B 6905)
⇒【熱処理一般】


分類: 金属製品熱処理用語 > 熱処理一般

番号: 1431

用語: 噴霧焼入れ

定義:
金属製品を所定の高温状態から、水などの噴霧で冷却する処理。

対応英語(参考):
fog quenching


分類: 金属製品熱処理用語 > 熱処理一般

番号: 1432

用語: 噴射焼入れ

定義:
金属製品を所定の高温状態から、水、油、ポリマー水溶液などのを噴射して冷却する処理。

対応英語(参考):
spray quenching


分類: 金属製品熱処理用語 > 熱処理一般

番号: 1433

用語: 接触焼入れ

定義:
金属製品を所定の高温状態から、冷し金などに接触させて冷却する処理。
備考:
冷し金とは、冷却を促進させるための金物。

対応英語(参考):
die quenching